特別養護老人施設
先日、ある特別養護老人施設の園長さんとお出会いすることが出来ました。
入所者の半数近くの老人は、現在この北近畿の地に一人で生活しておられ、子供や家族の方は京都、大阪、神戸などの都会の近辺で生活しておられる方が多いことをお聞きしました。
遠くは名古屋、東京の方もおられるようです。
新聞などで話題になっていますが、老人の一人暮らしがかなりのスピードで進んでいることを目の当たりにしました。
入所者の家族は、規約では出来るだけ頻繁に来所し、入所者と面会することになっているそうなのですが、中々来ない人や、時には半年ぶりに訪れる方もおられるとのことでした。
特別養護老人施設でお世話になっていても、介護のための施設であって、入所者である老人と子供・家族をつなぐ場には成っていないのかなという印象を受けました。
親が年を取って老人になっても自分の親なのだから、普段の生活は施設にお任せしても、親とは心の繋がりだけは持ち続けたいと思いました。
写真・ビデオ・スライド・・・などを通して、入所者の老人と都会に住む家族の繋がりを作ってあげたいと思っております。